キャリアゴールの明確化方法

キャリアにおいて、「どこに向かいたいのか」がわからないと、毎日の行動もなんとなく曖昧になってしまいます。

目指す場所がない船が波に流されるように、方向が定まっていないと、努力が分散してしまい、結果に繋がりにくくなります。

では、どうすれば自分のキャリアゴールを明確にできるのでしょうか?本日は、そのための具体的なステップをお伝えします。


1. 「自分がやりたいこと」を考える

まず最初のステップは、「自分が本当にやりたいことは何か?」を深く考えることです。

この段階では、「周りからどう見られるか」「今の会社でできるか」は一旦忘れてください。

自分の心の声に耳を傾け、「これをやりたい!」「これを達成したい!」と思えることを見つけてみましょう。

例えば、「人の役に立つ仕事がしたい」「技術を究めたい」「チームをまとめるリーダーになりたい」などです。


2. 自分の強みと弱みを知る

次に、自分の強みと弱みを把握することが大切です。

これには、過去の経験を振り返ることが役立ちます。

例えば、「この仕事は得意だった」「あのプロジェクトでは苦労した」など、自分の得意・不得意のパターンを振り返りましょう。

強みを活かせる道を選ぶことで、キャリアゴール達成の確率は上がりますし、逆に弱みを克服するための努力目標も見えてきます。


3. 長期と短期の目標を立てる

キャリアゴールには、長期的な目標短期的な目標の二つが必要です。

長期的な目標は、5年後や10年後にどのような自分でありたいかを示します。

例えば、「5年後にはマネージャーになりたい」や「10年後には自分の事業を持ちたい」など、大きなビジョンを描くことが重要です。

一方、短期的な目標は、長期的目標に向けた具体的な一歩です。

例えば、「今年中にリーダーシップを磨くための研修に参加する」や「3ヶ月以内に専門知識を深める勉強を始める」など、すぐに取り組める目標を設定します。


4. ゴールの優先順位をつける

人はつい、あれもこれもと欲張ってしまいがちです。

しかし、目標が多すぎるとどれも達成しづらくなります。

そこで、ゴールに優先順位をつけることが大切です。

例えば、今年は「専門知識を深めること」を最優先にする。その次に「リーダーシップを磨く」などと順位を決めておくことで、迷わず集中できます。


5. 目標を「見える化」する

最後に、立てた目標を「見える化」することをお勧めします。

これはとてもシンプルですが、意外と効果的です。

例えば、手帳に目標を書いて毎日確認したり、壁に貼っていつでも目に入るようにするなど、自分に「目指す場所」を常に意識させるのです。

この「見える化」によって、気持ちがぶれずに目標に向かい続けやすくなります。


まとめ

キャリアゴールを明確にするためには、自分がやりたいこと、強み、そして長期と短期の目標をしっかり整理することが大切です。

目標がはっきりすると、毎日の行動にもやるべきことが見えてきます。

私も、以前は方向が定まらないまま仕事をこなしていた時期がありましたが、一度キャリアゴールをしっかりと設定してからは、日々の行動に目的意識が芽生えました。

今日からでも、自分のキャリアゴールを少しずつクリアにしていくこと、ぜひ始めてみてください。

では、今日も素敵な1日を!

キャリアの考え方:長期的視点と短期的視点

皆さんは、キャリアを考えるとき、どのような視点で見ていますか?

長期的な目標に向かって進むべきか、それとも目の前のチャンスを掴むべきか。

どちらも大切ですが、そのバランスを取るのは意外と難しいものです。


長期的視点の大切さ

長期的視点とは、将来の自分がどうなっていたいかを考えることです。

例えば、5年後にはマネージャーになりたい、10年後には自分のビジネスを持ちたい、などの目標です。

長期的な目標があると、日々の行動がそのゴールに向かっているか確認できます。

私も以前、長期的な目標を持たずに過ごしていた時期がありました。

その結果、何となく毎日を過ごし、後で振り返ったときに「何をしていたんだろう」と感じたことがあります。


短期的視点の大切さ

一方で、短期的視点は今目の前のことに集中することです。

今日のタスクをしっかりこなす、今週のプロジェクトを成功させる、などです。

短期的な成果を積み重ねることで、自信がつき、モチベーションも上がります。

しかし、短期的なことだけにとらわれていると、長期的な成長を見失うこともあります。


バランスを取る方法

では、どうすればこの二つの視点をバランス良く持てるのでしょうか?

ポイントは、長期的な目標を持ちつつ、そのための短期的な計画を立てることです。

例えば、将来マネージャーになりたいなら、今はリーダーシップを磨く機会を増やす。

そのために、今日から小さなチームを任せてもらえるよう上司に相談してみる、などです。


私の経験

私自身、長期的な目標を設定したときに初めて、毎日の行動が変わりました。

目標が明確になると、何をすべきか自然と見えてきます。

そして、小さな一歩を積み重ねることで、確実に目標に近づいていると実感できます。


まとめ

キャリアを考えるとき、長期的視点と短期的視点の両方を持つことが大切です。

長期的な目標があなたの「北極星」となり、短期的な行動がその道を照らします。

今日からでも遅くありません。

まずは小さな目標を立てて、一歩踏み出してみませんか?


では、本日も素敵な一日を!

伝え方

同じことをAさんから聞くとすんなり入るが、Bさんから言われるとなんか嫌だ

こんなことよくありませんか?

同じ物事でも、伝え方によって相手の受け取り方が全然変わってきます。ですので、本屋さんでも伝え方の本はよく平積みしてあります。

私も常日頃、どういう伝え方が相手により理解してもらえるのか考えながら話をしています。

せっかくいいもの(こと)でも、伝え方によっては台無しにしてしまうこともありますかね。

この伝え方については一つひとつ触れていきたいなと思いますが、実はそれ以上に大切なことは、普段の振る舞いです。

前提として普段の信頼関係が築けていれば、多少伝え方がうまくなくても問題ありません。反対に、いくら上手く話をしても、普段の信頼が築けていなければ、なかなか上手く伝わりません。

この日常の信頼関係を意外とおざなりにしてしまう方がいますので、ここは伝えるテクニック以上に意識されるといいかと思います。

日常の信頼関係で最低限且つ最も大切なのは、気持ちのいい挨拶と感謝の心です。

・相手に聞こえる声で、はっきりと笑顔で挨拶

・何かしてもらった時に”ありがとうございます!”と感謝の言葉を自然と口に出せる

上2つができている人を嫌いになりますでしょうか?

これは能力に依存することなくできることです。

月曜日に内定式を行なった会社も多いかと思いますが、

新人の人にも、既存のメンバーにも改めて、挨拶と感謝の気持ちを大事にしてもらいたいと思います。

自然とコミュニケーションが円滑になっていきますよ。

では本日も素敵な1日を!

達成の一歩前は?

今月もまもなく終わりますね。

皆さんの調子はいかがでしたでしょうか?

目標に対して、達成できた、できそう、難しい人

それぞれいらっしゃるかと思います。

達成率という概念でいけば、○○%という形で出せますが、

シンプルに達成したかしなかったかは ⭕️ か ❌ で表されます。

達成率 99.9%は❌

達成率100.0%は⭕️

となります。

この達成か未達成か、ここにこだわりを持っていただくと成果が上がりやすいです。

そしてこの考えはシンプルですけど奥も深いです。

例えば、新人の方がテレアポをしている際に、アポイントは取れたか取れてないかで結果が出ます。

アポイント取れた⭕️

もうちょっとで取れそう❌

魅力がまだほとんど伝えきれていない❌

となります。つまり、必死で頑張ってスクリプトを変えたり、ロープレを積んで、もうちょっとで取れそうとなるまで成長していても、結果は魅力がほとんど伝えきれていない段階のひとと同じ❌です。

達成率のような形である程度経過が見えるものであればいいですが、中には表面的には⭕️❌でしか出てこないものも多くあります。

この時に、もうちょっとでという段階で諦めてしまう方が結構いらっしゃいます。

本人からすると全く成長していないんじゃないかと不安になったり、向いていないと思ってしまうわけですね。

夜明け前の空が一番暗いです。

大きくジャンプする前には屈みます。

結果が出る寸前が一番しんどい時かも知れません。

でも正しく努力をしていれば必ず成長しています。もう一歩踏ん張ってみれば

明るい夜明けや上に跳ねているかも知れません。

ちょっと今しんどいなと感じている方は

ぜひこの考え(事実)をインプットしてみてください。

では素敵な1日を!

判断基準

何かを決めるときに、判断基準があります。

皆さんの判断基準はどのようなものでしょうか?

この判断基準は、状況によっても変わります。

理想は、判断できるだけの事実情報が集まることですが、

多くの場合情報がそれだけ集まることはないかと思います。

また厳密に言えば、いくら情報を集めたとはいえ、未来のことであれば、

100%を保証するものではないです。

判断基準もそうなのですが、

ここで一番気をつけたいのは、時間です。結局いつ決めるのかです。

特にリーダーの方々であると、その決定までのスピードが実は大きな差をうむことになります。

多くの場合、判断ミスがあればすぐに修正をする、これを繰り返すことで

早くゴールに辿り着きます。

中にはワンミスで終わる場合もあるので、慎重になる場面も必要ですが、

そういう選択の方が稀です。ほとんどは修正が効きます。そしてスピードが早ければ早いほど、修正がより効きやすくなります。

リーダーは、いろいろ判断する必要があります。エイヤっで決めなきゃいけないこともあります。

大変だとは思いますが、それが求められていることですので、ぜひこのスピードも判断基準同様意識していただくといいかと思います。

今週は月末最終週。最後の追い込み、来月の取り組み、色々と決定する場面がある週だと思います。バシバシ決めていってください。

では今日も素敵な1日を!

最初の転がり

止まっているものを動かす時、最初が一番力が必要です。

一度動いてしまえば、その後そのまま動かすのは最初よりも簡単になります。

何かやろうとした時も同じです。

人の感情は波があります、やる気も波があります。本や映画、また会話の中で、やる気が出てきてやろうと思う時もあれば、すごくやる気がでない時もあります。

ずっと毎日やる気マックスの方にほとんど出会ったことがありません。

(一部見える間はずっとやる気に満ちあふれている方もいますが、その方も見えないところではわかりません。)

とすると、大切なのは、やる気が出ない時にいかにやれるかです。

その際のポイントが、最初の動き始めを軽くするです。何か簡単なこと、些細な入りから、

まずこれだけやろとい形でいいので設定することをお勧めします。

そして実際これだけと思ってやると、そのまま惰性で他のこともやれてしまうことが多いです。

人はロボットではないため、不安定です。

その不安定さを楽しんでいくようにいろいろ試行錯誤する。

これが楽しい。面倒と思う方もいらっしゃるかと思いますが、ぜひ不安定だから人間ですし、

不安定だからそこに予期せぬストーリーが発生することもあります。

このプラスに触れる時もあればマイナスに触れることもある、そしてマイナス時をいかにカバーしていくか。ぜひこれを楽しんでください!

では今日も素敵な1日を!

原則と環境

原理原則が私は大好きです。

なぜなら楽だからです。いろんな事象もシンプル化すると原理原則に落ち着くので、

非常に便利です。(数学の公式のようなイメージです。)

どんな環境にも当てはまるものが原理原則なのですが、

時に環境が想定外の変化をしていることがあります。

最近、ビジネス世界(会社環境)においても、これまでの常識ではないことが起こっている、

原則自体が変わるほどの環境変化があるのかもしれないと感じております。

こうなると原則にこだわりすぎることが深みにハマってしまう事もあります。

こういう特殊な環境に今の時代はあるのかもしれないと、この混沌した状況は今だからこそ経験できるとして、楽しむことが大切だと思っております。

ゲームチェンジの瞬間に立ち会っているのかもしれません。

時にこのように俯瞰で見る、あえて当たり前のことに疑問を向けることも大切かと思います。

では本日も素敵な1日を!

コップに水が半分入ってます

コップに水が半分入っています。

この時みなさんは、

・コップに水が半分しかない。

・コップに水が半分もある。

どう捉えるでしょうか。

もちろん状況によっても変わりますよね。暑い最中運動後であれば半分しかないと思いそうですし。水を散々飲んだ後にまだ半分入っている状態であれば、半分もあると思う方がほとんどだと思います。

特にここでは上記を争いたいわけではなく、単純に、事象は同じであっても捉え方で見え方は変わります。という点を触れたいです。

どう思おうが、どう感じようが事実は変わらない。その事実をどう捉えるかが我々人間にとっては一番大切だと思っています。人は感情の動物です。同じことが起こっても本当に幸せと感じる方もいれば、不幸だと思う人もいます。

事実が同じでも捉え方が180度違うことがあります。

であれば、何が起こるかも大事ですが、それ以上に重要なのは、そこに対してどう思うかですね。

思う主体、感じる主体は自分ですから、自分でコントロールできることです。

言うは易く行うは難し

ですが、行えないことではないので、みなさんも時々どう思うかを意識してみてください。

まだまだ暑いですが、ようやく暑さの峠は越えてきている気がしますね。

では今日も素敵な1日を!

ちりつも

少しずつでも積み重ねていけば、最終的にその成果は高くなる。

誰もが一度は聞いていることかと思います。

この考えは非常に大切で、習慣化にもなりますし、成果を上げる必須思考だと思っています。

ちょっと視点を変えますと、このちりつもがマイナスに働くケースもあります。

マニュアル化しすぎの会社が陥る罠のようなものです。

一つ一つの業務を細分化し、全てマニュアル化に落とし込んでいる会社さんがたまにあります。(マニュアルって何?という会社も結構ありますけど)

一つ一つの業務は誰でもできる簡単なことで、1つに焦点を当てると非常に効率がいいです。

そして効率がいいので、人数が増えるにつれ、イレギュラーケースが発生するたびに修正を加えどんどんマニュアル化していきます。

するとどこかのタイミングでマニュアル通りにできない事象が起きはじめます。そしてその事象が起きた対策としてさらに細かくマニュアル(確認マニュアル等)が設定されます。ただなぜか結局やりきれなくなります。

なぜでしょうか?

一つ一つは簡単であっても、それが積み重なるとそれをこなすことが難しくなる段階があります。また窮屈感がストレスとなり効率が落ちていくこともあります。

仕組み化、マニュアル化は会社拡大のために必須です。

ただ我々はロボットではないので、このやりすぎによる弊害も起こることは頭に入れておくといいです。ルールが多すぎる会社はぜひ一度見直してみてください。

ルールの枠組みは広すぎても狭すぎても弊害が起こります。今の状態に適正な枠組みをぜひ考えてみてください。

では今日も素敵な1日を!

異なるコミュニティ

普段慣れ親しんでいるコミュニティにいると心地いいですよね。

こういった自分に取って心地いいコミュニティは大切にして下さい。

一方で、心地よさは安心安全、予定調和があるからこそ感じやすいため、

刺激という点ではそのコミュニティからは感じにくくなります。

またどっぷり一つのコミュニティだけに浸ってしまうと、そのコミュニティの常識が、全ての常識のように感じられてしまうため、万が一そのコミュニティから外れた時に途方に暮れてしまうことがあります。(1社終身雇用で仕事一本に打ち込んだサラリーマンの定年後のイメージです。)

いくつかの複数のコミュニティの中に、刺激を受ける違った雰囲気のコミュニティをあえて1つ選ぶのも人生を楽しむ上ではオススメです。

違和感を感じながらも新たな視点を得られたり、今までの周りにいないような方とご縁を持てたりします。

コミュニティが1つ2つで、心地よさマックスの方、敢えて違うコミュニティで自分に刺激を入れてみてもいかがでしょうか。

では本日も素敵な1日を!