反省は何のためにするか

今月も最終日、明日からまた新しい月になります。

月次の締めがあり、結果に対して反省をされる方もいらっしゃるかと思います。

当たり前ですが、反省は何のためにするかといえば、これからより良いパフォーマンスを出すために行います。

反省する中で落ち込む場面もあるかと思います。この時ジャンプの前のかがむ動作であるとわかって落ち込む方はいいですが、本当に自分を責めてしまう方もいらっしゃいます。

反省はあくまで未来を見るために、行うものです。もしあまり今月がうまくいかなかったとしても、過去は過去、その結果が変わることはありません。できることは今後どうしていくかです。

よりよく前に進むための材料集めとしての振り返りをしてもらえればと思います。

では本日も素敵な1日を!

姿勢

夏バテか少し身体がだるい。こんな時ふと鏡を見てみると

姿勢が悪い。猫背でいかにもだるそうである。

姿勢は言葉通り姿の勢い、猫背でだるそうな姿をしていれば良くなりそうもない。

こんな時こそ、胸を張って、無理矢理にでも元気そうな振る舞いをしてみる。

ちょっと気分も上向いてきた気がするw

ぜひ皆さんも姿勢を意識してみてください!

本日も素敵な1日を!

誰とやるか

面白いことを仕事にしたい。私もそう思います。

仕事を楽しむためにも、自分が面白いと思うことを仕事にしたいという気持ちを持っている方は多いと思います。

※中にはそもそも面白いと思うことがないといういう方もいらっしゃる(私はその部類でした)ので、その点にはついてはまた別途書きたいと思います。

転職するにあたって、判断基準として業務内容は非常に大切というか、一番と言ってもいいかもしれません。

一方で、退職理由で必ず上位に来るのは何かというと人間関係です。業務内容が合わないよりも上位に来ます。

もちろん業務内容をわかって入社しているというのもあるからということもありますが、新卒採用で総合職的なもので入社されている方も含め、人間関係の方が離職理由の上位に来ることが多いです。

つまり何をやるかも大事ですが、誰とやるかも非常に大切というところですね。

仕事は楽しいけれど、あの人がいるから無理というお話もちょくちょく聞きます。転職の際は実際に一緒に働く人と事前にお会いする等、面倒でも誰と働くかがわかるステップを入れるといと思います。

また会社としても、この誰と働くかという点はもっと重要視してもいいと感じます。

理論や仕組みは無機質なものですが、人間は感情の生き物です。リーダーは時に感情を抑える努力が必要ですが、感情を100%コントロールできている人は極めて稀です。感情は否が応でも出てしまうものとして、この人間関係に意識を向けることが大切です。

個人のパフォーマンスは悪くなくても周りのパフォーマンスを下げてしまっている人、こういった人のマイナスは想像以上に大きいことが多いです。

改めて離職理由上位に必ず入る人間関係を見直すことが、業務改善につながる契機になるかと思います。

では今日も素敵な1日を!

人は見た目!?

人の良さはよくわからない。深く付き合わないとわからない。

という声はよく聞きます。

私個人的には、人は深く付き合ってもなかなかわからない(だから面白い)と思っています。

ただ一方で人間関係は第一印象が非常に大きな影響力を持っていると言えます。

これはそもそも第一印象が悪い人と次会いたくないですし、初対面でも最初の印象からこういう人かなあと推測しながら喋ると思いますので、第一印象が印象全体に非常に大きな影響を与えることは感覚的に理解していただけると思います。

その第一印象というと、最初の3秒で決まると言われます。

そして、メラビアンの法則では人は視覚情報から50%以上、聴覚情報と合わせると90%以上を視覚と聴覚から得る情報で判断するようです。

となると、裏を返せば最初の3秒で見た目と声を大切にすればいい印象を与えやすいということですね。

3秒と考えると、初めの挨拶で終わりですねw

つまり、最初に会った時に、

・清潔な服装で

・笑顔で

・大きめの声で

・明るく挨拶

これができればいいということになります。

どれも難しい話ではなさそうですよね。ただ実際これができている人が多いかと言えば多くないです。

ぜひ、この4項目を意識して挨拶してみてください。それで印象は良くなるはずです。

では、今週も素敵な1週間を!

勘違い

こんなことを言った、言ってない で揉めることってよくありませんか。

今までの経験で、人間関係のトラブルを紐解くとこの言った言わないが最初の原因になることは結構あります。

事実はもちろん1つなので、言ったか言ってないかどちらかは正しくてどちらかは間違っています。ただ間違っている人は嘘をついているかというとそうでない場合が多いです。

つまり本人は本当にそう思っているということです。

これは、大きく2つあり、1つはそもそも言葉の選択ミスというか本人の意図した表現が間違って捉えられてしまった場合です。説明・表現が上手くないということですね。

この場合、言った本人は言ったのですが、聞いていた方はその意図がわかっていないので、そんなことは聞いていないとなるわけです。

仕事で部下からの報告がよくわからないといった類の話であれば、報告してほしい項目を先に決めておく、できるだけ数字に話を落とすといったことをすると比較的すぐに改善します。

もう1つは、偏見(フィルター)が見たいものを見るようにしているということです。人の脳は非常に良くできています。パフォーマンスと消費エネルギーを見てもすごく効率的に働きます。効率的に動くために、脳は必死で働くモードと省エネモードとを切り替えて動いていくと言われています。

皆さんが惰性でやれてしまったり、習慣化できている時は省エネモード。初めてのことで注目したり、集中したりする時が必死で働くモードといったイメージです。

必死で働くモードの時は、少しの違いや異変も逃しません。一方省エネモードは、これまでの経験からある程度予測されたものを想定して動くといったところです。この時、自分が注意を払っていないところで多少の変化があってもほとんど気づきませんし、細かい認識はあまりしません。

例えば、いつも郵便ポストがある場所とわかっていれば、そのポストがなくなっていてもあるものと認識しています。(一度ないとわかるとないものとして認識されます。) 反対に元々郵便ポストはずっとあったのに、そしてそのあたりはこれまでも通っていたのに、”あ、こんなところにポストあったんだ”と気づく時もあります。これは今までに視界には入っていたにもかかわらず重要項目でないと脳が判断し、その情報をとっていないということです。

脳はこのように効率的に動かすために、上手く省エネモードを活用します。(別の話ですが、習慣化はこの省エネモードを活用するイメージです。)

話を戻しますと、あんなことを言っていたということに関しても、すべての話に集中モードは難しいため、タイミングによっては自分が想定したように話を聞いているということもあります。この時聞き手は、事実とは違っても本人としては嘘ではないということです。

※そもそも聞く意思がないというのはここでは除外しています。

これを防ぐという点ですと、メールなど文面で残す、要点は複数回伝えるといったところになります。

誤解や錯覚は日々そこらじゅうで起きているもの、全ての誤解錯覚をなくすのは極めて困難だと捉えておくといいかと思います。

それにしても今日も暑いですね。。これはほとんどの皆さんに同一見解得られそうな気がします。

では本日も素敵な1日を。

やるとやった

連日暑さは続きますが、暦では夏も終わりつつあり、学校の夏休みも終盤(一部ではもう終わってる)です。

子供時代を振り返ると、夏休み最初には、宿題をこういう風にしたら余裕で終わる(やれる)なあと思い、実際終盤になってみると全くやれていない。最後の日に自由研究含め宿題に追われる。。

こんな経験を毎年していた私ですが、この時見込みが甘かったのかというと、どのぐらいの時間でやれるのかという見込みは甘くなく、やるという行動が伴えば実際できていたものでした。

皆さんもこういうご経験ありませんでしたか?

そう、宿題もそうですが、結局課題をこなす力があるのかないのかで言えば、ほとんどの方が持ち合わせています。違いは何かといえば実際に動いたか否か(やったか否か)

世の中ですごいとされている人は何がすごいのか。天賦の才もあるとは思います。

ただそれ以上に実際にやったということです。

もし家庭教師をお願いするとしたら、

東大に実際に入学した人と、勉強したら私だって東大ぐらい入れたよと言っている偏差値50の大学に入学した人 どちらがいいですか?

頭の良さであれば、後者の方が勝つ場合もあるかもしれません。ただ頼みたくはないですよね。

結局大事なのは実際に動いたか動いていないかです。

人の能力の差は確かにあります。ただ同時に能力の差の幅を10とすると、努力の差の幅は100はあるという考えはよく言われています。

あれこれ考えずまずやる。

この考えが大切ですね。

今日も楽しい1日を!

口癖

皆さんは、口癖ありますか?

私は、一時期 ”めんどくさい” が口癖になってしまっていたことがありました。

自分では全く気づいてなかったのですが、家族に指摘され、嘘だと思いながら、

意識してみるとめっちゃ言ってました。。。

当時から言霊を信じていたはずなので、そういった表現には気を配っていた自信があったので、相当ショックを受けました。

最初めんどくさいを言わないように言わないようにと意識していましたが、

そうすると話が途中で止まる止まる。自分でもびっくり。

この対処方法ではダメだと思い、

”めんどくさい” を”ありがたい”に無理やり言い換えをしました。

ちょっとややこしい案件をふられたときに ”ありがたいなあ”

調味料の買い出しを頼まれ ”ありがたいなぁ”

最初は正直アホくさいとも思えたのですが、これがやると、前より嫌な気分にならない。

しかも周りの人からの評価も上がる。

改めて言霊の力を感じました。

ぜひ皆さんも、マイナスな口癖があれば、止めるのでなく言い換えを試してみてください。

私の他の言い換えはまた別の機会にお伝えします。

それでは今日も素敵な1日を!

変わらないを選んでいる

今日はほぼ自分に対してのメッセージですね。

暑い日だったり、体調がといったところで、やろうと思っていたことをやれないことがよくあります。

皆さんはどうでしょうか?

私のようについついダラダラしちゃう方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん過度に自分を追い込む必要もありませんし、常に100%やれるなんてことはありえないので、自分を甘やかすときは存分に甘やかす。基本自分を褒めることに賛成です。

ただ1点、変わらないのは、変わらないという選択を自らしているということをたまに自分に言い聞かすようにしています。変わらないことに至った十分な理由を自分に対して色々あげるのですが、結果として変わらないことを選択しているのです。

変わること(動くこと)、変わらないこと(動かないこと)を選択する中で、変わらないことは維持のように感じる方も多いと思いますが、環境に合わせて変化することが生き残れる(ダーウィン)と考えると、変わらないことは維持でなく衰退、0でなくマイナスということになります。

日々の積み重ねですから、毎日常にプラスは難しいかもしれませんが、ずっと日々マイナスを積み重ねていると、いざという時にもまず動けません。

変わることは力が入りますが、変わらないことはマイナスだと時には自分に葉っぱをかけて、一歩ずつ進んでいきましょう。

今日も素敵な1日を。

情報の質

噂話が気になる。

ワイドショーや週刊誌の視聴率や販売数をみてもこの傾向はあるかと思います。

仕事においても、いろんな情報から判断をしていくことが求められます。

その時の情報の質に皆さんはどのぐらい気をつけているでしょうか。

技術の進化に伴い、情報を得ることは非常に簡単になってきています。

一方で、情報を取捨選択することが非常に求められるようになってきています。

求められるものが、以前は”情報をいかに得るか”から、今は”溢れた情報の中から正しい情報をいかにピックアップするか”に変化しています。

では正しい情報はどこから得るのか。

インターネットは怪しい、新聞は正しいという考えもあるかと思います。(個人的に正しいとは思えませんが。)

一歩引いた立ち位置からは、この媒体から正しい情報を選ぶ技術は大切です。

(この点は今後別の機会に触れるかもしれません)

ただ、ビジネスの最前線にいる場合、大事にして欲しいのは、1次情報か2次情報かという点です。

メディアに出る段階はある程度情報が溜まったあとに出ます。ですので、仕事に活かすという面ではすでに遅いということはよくあります。

そうなると自身で直接体験したことや当事者(キーマン)に直接話を聞いたことは非常に価値があります。一方で伝言ゲームのように聞いた噂話には注意が必要です。その方のフィルター、そもそもの情報源が何か、こういったところまで注意を払わないといけません。これはしゃべっている人に悪意がなくとも自然に起こり得る現象です。

本当に必要な判断は、自分が見聞きし、自分の責任で持って、行うことが大切です。

普段皆さんが触れている情報はどのぐらい正しいのか。一度少し斜めに見てみても面白いかと思います。

言葉に出すことの効能

人に伝えたり、言葉に出すことで、自分の頭の中が整理されます。

特に人に教えるときは、相手がわかるように話そうとするので、

自分の中でストーリーを整えるようになります。

一人で悶々と考えているとごちゃごちゃになっていそうなことが

スッと整理される。そんな経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

管理職の方々で部下に指示や指導する方は、

自分が教えることで我が身を振り返るきっかけになることもあります。

王道、原理原則と呼ばれるものはたくさんあるわけではありません。

課題の高さや深さは違えど、解決方法は同じということはよくあることです。

今いっぱいいっぱいで余裕がないという時こそ、

人に教えてみるという経験を入れるのも解決策の一つになるかもしれません。